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第二次世界大戦の日本の航空機 大図鑑の参考買取価格
◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。
◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。
◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

2024年12月に発売です。
[著者や編集者など]
・トーマス ニューディック
・源田 孝
参考買取価格は720円です。
※2025年6月23日時点の参考買取価格です。
ニュートンミリタリーシリーズの1冊として刊行された書籍で、日中戦争から太平洋戦争終結までの日本陸海軍の航空機技術を歴史的視点で追う構成になっています。120点以上のカラーイラストを軸に代表的な37機種を厳選して収録しており、陸上攻撃・偵察機、陸上戦闘機、空母艦載機、飛行艇・水上機、ロケット/ジェット機の5部構成で整理されています。この構成により、日本の航空開発が時代ごとにどのように展開したかを把握しやすく記述されています。
特筆すべきは各機体に対して派生型や生産数が詳細にデータ化されている点です。たとえば零式艦上戦闘機や一式戦闘機「隼」、局地戦闘機「紫電」、さらにロケット機「秋水」や特攻機「桜花」に至るまで、それぞれの連合軍コードネームや開発背景が実測とともに解説されています。こうした情報は一目で機体の性能や役割、設計思想の違いを比較できるよう工夫されています。
著者のトーマス・ニューディック氏はもともと英国のミリタリー誌「Air Forces Monthly」の編集者であり、戦闘機に関する知見が豊富です。監修者の源田孝氏は元防衛大学校教授であり空将補を務めた軍事史専門家です。そのため技術面のみならず戦略的・歴史的背景もしっかりと補強された記述となっています。
技術解説にとどまらずイラストや図表の質にも配慮があり、色分けされた外観・断面図などを通じて、複雑な構造も理解しやすく描かれています。その破壊力や設計意図がビジュアル的にも伝わる編集体裁は、航空マニアから専門研究者まで幅広い読者層に応える内容です。
本書の目次構造は機体カテゴリ別に分類されており、第一章では九六式陸上攻撃機や百式重爆「呑龍」、第二章では九七式戦・隼・鍾馗などの陸上戦闘機を網羅しています。第三章は零戦、彗星、天山などの空母艦載機、第四章は飛行艇系、第五章は秋水・桜花などの最終期開発機体へと続きます。巻末には派生型や生産数の一覧表も付されており、各機体を俯瞰するうえで便利な付録資料として活用できます。
入れ子括弧やマーケティング色が排された文章設計は、技術的読解を目的とした本書の目的に沿った設計といえます。単なる飛行機図鑑ではなく、戦史と技術史を重ねた造りは、戦争末期のロケット・ジェット機開発という日本独自の挑戦の裏側にも光をあてており、航空技術史としても価値ある一冊です。
ミリタリーマガジン、FPSゲーム等の買取について
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