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MC あくしずVol.77 2025SUMMER 特別付録 ボードゲーム ノモンハン事件1939の参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[ミリタリー]MC あくしずVol.77 2025SUMMER 特別付録 ボードゲーム ノモンハン事件1939

2025年6月に発売です。

[著者や編集者など]

・イカロス出版

参考買取価格は775円です。

2025年7月3日時点の参考買取価格です。

1939年5月から9月にかけて満州国とモンゴル国境線で行われた日本軍とソ連軍の激突──ノモンハン事件を舞台とします。プレイヤーは日本陸軍第二十三師団の司令官となり、ハルハ河西岸の制圧、あるいはソ連軍を撃退する勝機を探る構造です。このゲームはデザイナー堀場亙氏が担当し、マップ1枚とユニットシート1枚で構成された軽量コンポーネントでありながら、史実を踏まえた緊迫感あふれる展開が評価されています。

ルールそのものはシンプルに設計されていますが、戦略・戦術両面での意思決定が求められる構造です。行動は月単位で進行し、全体で5ヶ月間を再現できる点が特徴です。航空戦を含む攻撃やモラル管理など、当時の戦いにリアルさを持たせているのが大きな評価ポイントとなっています。

複数のユーザーによるプレイレポートでは、ソ連軍の反撃は苛烈かつ予測不能であり、日本軍プレイヤーには「夜襲」を含む大胆な奇襲が有効である一方、補給や増援をどう管理するかが勝敗を左右するとの指摘があります。特に「小林支隊」が戦線に到達すれば勝利条件を満たすため、そのタイミングの見極めがゲームのキモとなるようです。プレイ所要時間は1戦約90~120分程度で、リプレイ性も高い作りとなっています。

コンポーネントの見どころとして、ルールブックの明瞭さやイラストが挙げられます。ハルハ河周辺を描くマップや日本軍の九五式軽戦車、ソ連軍のBT-5快速戦車など、第二次ノモンハン戦で使用された車両が描かれており、これが現場の雰囲気を高めています。デザイナー・イラストレーター陣には七六氏、mao氏などが参加し、ボードゲーム部分のビジュアル面でも手が込んでいます。

戦略級と戦術級の中間に位置づけられるサイズ感と誰でも扱いやすいプレイ感が、本作の魅力です。史実に則った航空戦の実装や、補給線の維持など戦略性に富みながら、1~2時間で展開が完結する適度な軽快さが好評の理由です。経験者から初級者まで多層のプレイヤー層に対応し、ミリタリーボードゲームとしての深さと遊びやすさを両立しています。

コンパクトな構成の中に綿密な史実へのリスペクトと緊張感ある意思決定を凝縮した内容となっています。昭和初期の日ソ国境紛争を、新鮮な視点で体験できるゲームとして注目される一作と言えます。

ミリタリーマガジン、FPSゲーム等の買取について

毎日たくさんの商品を買取させて頂いております。その中には、残念ながら、お値段がつかないものも少なからずございます。廃棄対象となったものは、取引先のリサイクル業者へ引き渡しております。本であれば古紙として。CD、DVD、ゲーム等であれば再利用プラスチックとして。形は変わっても、再び活用されるリサイクルを推進してまいります。