1. 買取の特集(トップ)
  2. ハードロックCD、ヘビメタDVD高額買取品

ドロー・ザ・ラインの参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[ハードロック]ドロー・ザ・ライン

2004年7月に発売です。

[アーティスト名や作詞・作曲者など]

・エアロスミス

参考買取価格は440円です。

2025年7月24日時点の参考買取価格です。

1977年に発表されたAerosmithの5作目となるアルバム「Draw theLine」が2004年7月7日に日本国内で紙ジャケット仕様CDとして再発売されました。制作にはコロムビア・レコード時代を支えた名プロデューサー、ジャック・ダグラスが深く関与し、バンド自身もプロデュースに名を連ねています。

約半年間にもおよぶレコーディング期間中にドラッグ依存やアルコール乱用といった問題がバンド内部で深刻化し、バンドの一体感が損なわれる中で完成した作品です。にもかかわらず熱量と緊張感には満ちており、企業的ヒットと芸術的価値のせめぎ合いを感じさせるアルバムとなっています。

全米チャート42位を記録し、ジョー・ペリーによるスライド・ギターは今もライヴでの白眉として名高い演奏となっています。イントロのパーカッションからの展開、変拍子ともいえるテンポの揺らぎ、スティーヴン・タイラーによるシャウトに至る流れが強烈な印象を残します。

収録はオリジナル9曲で構成され、特にはベースのトム・ハミルトンが共作した「CriticalMass」にはトムのベースラインが重要な役割を果たしており、ジャック・ダグラスやタイラーも交えた共作となっており、テープ逆回転やサイケデリック風の演出も見受けられる独自性のある楽曲です。その他「Get It Up」「Kings and Queens」「The Hand That Feeds」「Sight for Sore Eyes」「Milk Cow Blues」といったナンバーも単なるハードロックを超えたブルースやブギーの要素が際立ち、Aerosmithらしい多彩さが全編にわたって表れています。

アルバムジャケットは1930年代の風刺漫画家アルバート・ハーシュフェルドによる手描き風スケッチでまとめられ、70年代ハードロックの高揚感と哀愁が同居するスタイルとなっています。

国内盤としての評価に関してはオリコンで初のトップ10入りを果たし、Aerosmithの日本での人気を決定付ける転機となった作品でもあります。再発売された紙ジャケット仕様はオリジナルの音源をBlu-spec CD相当のフォーマットで復刻し、アナログ感を重視しつつも現代のリスナーにも配慮した音質調整が施されています。

制作の裏側ではメンバー間の緊張関係やドラッグ問題が色濃く反映されており、その影響が楽曲のエネルギーや割れたハーモニー、時に鋭利なリズムとして表出しています。特に「Draw theLine」や「Kings and Queens」などライヴでの定番曲には当時のタイトな状況だからこそ生まれたぴりっとした勢いが含まれている点が興味深いです。

Aerosmithという伝説的バンドが自らの苦境を音楽作品に昇華した瞬間が聴き取れる作品です。単なる復刻版ではなく当時の迫力と狂騒とがリスナーに再び鮮明に迫る再発盤として位置付けられます。

ハードロックCD、ヘビメタDVD等の買取について

買取サービスをご利用の際、ご自宅から当店までお品物をご郵送下さい。郵送には通常、宅配便系のサービスを利用して頂きます。原則、商品点数20点から送料無料とさせて頂いております。20点未満の場合、恐れ入りますが、送料はお客様ご負担となります。送料無料の場合、佐川急便をご利用頂く必要がございます。ご検討頂けましたら幸いです。