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The Pianist The Extraordinary Story of One Man's Survival in Warsaw 1939-45の参考買取価格
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[洋書]The Pianist The Extraordinary Story of One Man's Survival in Warsaw 1939-45
2002年12月に発売です。
[著者や編集者など]
・Szpilman
・Wladyslaw
参考買取価格は120円です。
※2015年3月11日時点の参考買取価格です。
ワルシャワのゲットーと第二次世界大戦中のナチス占領下での生存を記録したヴワディスワフ・シュピルマンの自伝的作品です。シュピルマンはポーランド国立ラジオの館内ピアニストとして活躍しており、1939年9月1日、ドイツがポーランドに侵攻しヨーロッパの戦争が始まるまで、クラシックやジャズを演奏していました。ゲットーでは家族と共に過酷な生活を余儀なくされ、食料はほとんどが密輸によるものでした。1942年夏には大規模な強制収容所への移送が始まり、シュピルマンも家族と共にトレブリンカへの移送が決定しましたが、ゲットー警察によって救出され、一人残されました。
その後、シュピルマンは1943年にゲットーから脱出し、ワルシャワの廃墟に隠れることに成功します。1944年8月には、ドイツ軍の将校、ヴィルム・ホーゼンフェルトによって見つかりますが、彼はシュピルマンがユダヤ人であることを知りながらも、彼を匿い、生存のための支援を続けました。戦後、シュピルマンはポーランド国立ラジオでの仕事に復帰し、2000年に88歳で亡くなるまで音楽家として活動を続けました。
シュピルマンの物語は、恐怖の中で生きるコミュニティの振る舞いのメカニズムを分析し、彼の国の殉教を示しています。しかし、同時にゲットー内の若者が訪れるレストランやユダヤ人ゲシュタポのエージェントとその愛人たち、飢餓で死にゆく人々の街、恐怖を忘れようとする富裕層が訪れるカフェの雰囲気など、様々な場面を描いています。
後にロマン・ポランスキー監督によって映画「The Pianist」が製作され、2002年にアドリアン・ブロディがシュピルマンを演じてアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞しました。映画はカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞し、その他にも多くの賞を受賞しています。
シュピルマンの自伝は、原著が1946年にポーランド語で初めて出版され、その後、多くの言語に翻訳されて世界中で読まれています。恐怖と抑圧の中でも人間性を失わない強さと、様々な形での人間の連帯を描いたものとして、高く評価されています。
洋書等の買取について
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