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ショパン ダグラス シルフィード バレエ音楽の参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[バレエ]ショパン ダグラス シルフィード バレエ音楽

1992年7月に発売です。

[アーティスト名や作詞・作曲者など]

・パリ音楽院管弦楽団

・ダグラス

・ドリーブ

参考買取価格は170円です。

2025年12月1日時点の参考買取価格です。

フレデリック・ショパンのピアノ作品をオーケストラ用に編曲した「Les Sylphides」の演奏盤です。英の編曲家ロイ・ダグラスが1936年にこの編曲版を手がけ、「従来の粗雑な管弦楽編曲を刷新した」意図が記録されています。 指揮はペーター・マーク、演奏はパリ音楽院管弦楽団です。

そもそも物語を持たない「ムード/夢幻」的なバレエ作品で、もともとは1909年にパリのシャトレ座で初演された「バレエ・ブラン」の典型とされています。 映像作品としては、白い衣裳のシルフィードが月夜の森の中で詩人あるいは青年とともに舞うという構図が伝統的です。

ショパンのワルツ、前奏曲、ノクターン、マズルカといったピアノ小品が、ダグラスによる管弦楽編曲を介して収められています。スコアを提供する出版社・ボーズィー&ホークスもこの編曲の楽譜を取り扱っており、「約26分/3管編成+ハープ・弦楽」という編成を明記しています。

実演・演舞との親和性も高く、舞踊用にも扱われることがありますが、このCDは純粋に音楽作品として楽しむことができます。パリ音楽院管弦楽団の特徴であるフランス的透明感と、マークの指揮による優雅なテンポ感が組み合わさり、妖精たちの軽やかさや月光の中の静けさを音で捉えています。それぞれのワルツやマズルカが、ピアノ原曲の内的世界を保持しながらも吹奏楽器や弦によって再構築され、バレエらしい「舞う」音の流れが感じられます。

バレエの歴史的背景を知るとこの演奏の価値がさらに深まります。たとえば、「シルフィード」という題名はスコットランド出身のバレエ「La Sylphide」とも混同されやすいですが、構成も起源も異なります。 また、ショパンの作品を管弦楽で扱う試みは数多くありますが、その中でもロイ・ダグラス版は20世紀中期以降、舞台上演・録音双方で標準化してきたという評価があります。

一方で録音の年代やレーベルを踏まえると、音質・録音環境も現在のハイレゾ録音に比べると控えめですが、クラシックCDが充実していた時期の良質な制作水準を備えています。演奏・編曲・レコーディングという三者のバランスがとれた1枚です。

バレエDVD、ダンス雑誌等の買取について

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