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グリエール バレエ音楽 赤いけしの花の参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[バレエ]グリエール バレエ音楽 赤いけしの花

1995年11月に発売です。

[アーティスト名や作詞・作曲者など]

・アニチャコフ

参考買取価格は805円です。

2025年8月8日時点の参考買取価格です。

1927年にミハイル・クリルコの台本をもとに3幕8場で初演された作品で、ソ連初の革命を主題とするバレエ音楽として知られています。ヒロインのタオ・ホアをフィーチャーした演出が際立ち、後期ロマン派の伝統にのっとりながら、中国風の五音音階やチャールストン風のリズムが巧みに取り入れられ、オリエンタリズムと現代性が絶妙に融合した音楽構成となっています。

この作品は1949年と1955年に改訂が加えられており、とくに1949年版では登場人物が補強され、1955年版では「赤い花」と改題されています。楽曲のハイライトは第1幕終盤にあたる「ソヴィエト水夫の踊り」で、ロシア民謡「ヤブロチコ」を基にしたリズミカルでエネルギッシュなダンスとして名高いです。

この作品を収めたCD録音としては、指揮アンドレイ・アニハーノフ率いるサンクトペテルブルク交響楽団による全曲演奏があります。録音は1994年6月にサンクトペテルブルクのラジオホールで行われ、Naxosレーベルのカタログ番号8.55349697として1995年9月頃に発売されました。CDは2枚組で、収録時間はおよそ1時間48分におよび、ナクソス・ジャパンでは日本語帯なしで輸入盤として流通しています。

物語背景にふれると、社会主義リアリズムを反映した舞踊劇で、貧しい中国の少女があるソ連の船長との恋愛を通じて人民解放に奔走するドラマ性が特筆され、初演後2年で200回以上の上演を重ねたというヒット作という記録も見受けられます。

録音に関してはナクソス・ミュージック・ライブラリーで試聴可能なほか、各トラックの冒頭部分もオンライン上で確認できる仕組みになっています。

グリエール作品としては代表格のひとつであるこのバレエ音楽は、革命的意図とエキゾチックな要素が同居する構成、美しくドラマティックな旋律展開、そして「水夫の踊り」に顕れる民謡的リズムの魅力という複数の側面から高い芸術性を備えている作品です。

バレエDVD、ダンス雑誌等の買取について

商品にはシリーズ物で販売されるものも多数ございます。セット品には複数点の商品が含まれます。例えば、1巻~3巻のシリーズ物の場合、3点のセット品となります。同じ点数でも1巻~3巻と1巻、2巻、4巻のセットでは扱いが異なります。途中が抜けているものより、すべて揃っているものの方が価値が上がります。しかし、個別巻次第で価値が逆転することもあります。上記例では4巻に高い価値があれば、1巻、2巻、4巻の方が評価が高いです。ただし、その多くは、抜けているより、揃えてから売った方が高く売れます。当店ではセット品について上記のような点を踏まえて査定致します。ぜひ覚えておいて頂けましたら幸いです。