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出鱈目的 LA DETALAMの参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[演劇]出鱈目的 LA DETALAM

1989年7月に発売です。

[アーティスト名や作詞・作曲者など]

・劇団健康

参考買取価格は705円です。

2025年10月21日時点の参考買取価格です。

独創的な舞台表現を「音」という媒体に移し替えた異色作です。1989年のリリース当時、演劇と音響表現の境界を曖昧にしながら、聴き手の想像力を刺激するスタイルが特徴的でした。

この作品には「出鱈目的開幕」「出鱈目都市東京」「出鱈目彼氏」「出鱈目的事務室」「小さな喫茶店」「出鱈目的希望」「出鱈目的終宴」といった七つのトラックが収録されており、舞台の開演から終幕に至るまでを音の流れで模しているような構成が取られています。 収録曲のタイトルに「開幕」「都市」「彼氏」「事務室」「喫茶店」「希望」「終宴」といったキーワードが並び、演劇のワンシーン一幕を切り取るような物語性が感じられます。

演出/構成としては、劇団の主宰者である伊藤キムらが手がけるサウンド公演の記録作品とされており、「サウンド公演」という言葉通り、台詞や効果音、舞台音響と音楽が融合した実験的な内容です。 そのため純粋に「歌を聴く」作品というよりは、演劇を補助・拡張する音響作品として捉えるほうが理解が深まります。舞台上での身体、空間、音の動きがそのまま音盤の上に再構成された感覚が味わえます。

当時、レーベルはApolloRecordsで、フォーマットはCD。国内流通盤という体裁が取られています。ディスク面、ジャケット、収録内容ともに演劇ファン、実験音響ファン双方に興味を引く仕様となっています。 演劇ユニットならではの語りと音のレイヤーが随所に配置されており、特に「小さな喫茶店」など比較的静謐な設定から「終宴」というクライマックスへ向かう音の展開において、時間の流れや場面転換が巧みに設計されています。

この作品を読み解く際、まず「都市」「事務室」「喫茶店」といった場面設定が音だけで描かれている点に注目すると良いです。聴き手は自らがその場に居合わせたかのような、あるいは遠くから観察しているかのような感覚を得るでしょう。例えば「出鱈目都市東京」では雑踏の残響や断片的な会話、「彼氏」では個人的/内的な視点が入る構成と想像されます。 演劇の舞台を「再演」ではなく「再体験」できる音源として位置づけると、その価値がより明らかになります。

宝塚歌劇、劇団四季等の買取について

商品が当店に到着しますと大きさや種類にて仕分けを行います。大きめのものから小さめのものまで規格毎に分けます。次に本、CD、DVD、ゲームなどの種類毎に更に分けます。また、汚れや傷などの状態チェックもここで行います。できましたら、事前に大きさや種類をまとめておいて頂けますと助かります。