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深堀隆介作品集 平成しんちう屋の参考買取価格
◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています｡
◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。
◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい｡
彼の創作活動の集大成とも言える一冊です。初期の立体作品から新作インスタレーション 平成しんちう屋 まで、約200点の作品が収録されています。
深堀隆介は、透明樹脂にアクリル絵具で金魚を描く独自の技法で知られています。この技法により、金魚が水中で泳いでいるかのような立体感とリアリティを表現しています。彼は、金魚を描くきっかけとなった出来事を「金魚救い」と呼び、それ以降、金魚に自身を重ねながら表現を追究してきました。
深堀隆介が初めて公立美術館で開催した個展の様子も収められています。彼は、これまで画廊や百貨店を中心に作品を発表してきましたが、この個展では、美術館を舞台に新たな金魚の世界をインスタレーションで表現しました。その展示に沿った構成で、ライブ感のある作品集となっています。
また、お菓子のプラケースを利用した作品や、東日本大震災の遺品へ想いを込めた作品、深堀隆介の原点となるような作品も収められていて、内容が非常に濃いとの評価があります。特に、「初出荷 出目金」や「ココナッツデメサブレ」といった作品は、ずっと見ていられるほど魅力的だとされています。
深堀隆介の作品は、器の中に樹脂を流し込み、その表面にアクリル絵具で金魚を少しずつ部分的に描いていくことから始まります。その上にさらに樹脂を重ねる作業を繰り返すことにより、絵が重なり合い、まるで金魚が生きているかのような、圧倒的な立体感を持つ作品が完成します。近年では、ライブペインティングやインスタレーションにも力を入れ、その表現の幅を広げています。
深堀隆介の創作活動の軌跡を辿ることができる貴重な資料であり、彼の金魚に対する深い愛情と情熱が感じられる一冊です。金魚の持つ神秘性に魅了され、創作を続ける彼の世界観を堪能できる内容となっています。
図録、画集等の買取について
売りたいものがあるときに考慮すべきことがあります。それは、売れ筋品なのかです。売れ筋ならば、当然、買取価格には良い値段をつけられます。逆に売れゆきが鈍いものは在庫が余ってしまいます。在庫が動かないものは良いお値段がつけられません。売れ筋ならば価値が下がる前にお早めにお売り下さい！
