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甲子夜話三篇 5の参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[新書]甲子夜話三篇 5

1983年7月に発売です。

[著者や編集者など]

・松浦 静山

・中村 幸彦

・中野 三敏

参考買取価格は220円です。

2025年8月8日時点の参考買取価格です。

江戸時代後期の随筆集で、平戸藩主松浦静山が正編・続編に続いて編んだ第三の篇に当たります。天保12年までに78巻に達し、政治・社会問題から市井の珍談まで幅広く取り扱われています。原本を活かした図版付きの忠実な翻刻が特徴です。

松浦静山は旺盛な好奇心と軽快な情報収集の姿勢で知られ、「市井に起こるジャーナリスティックな話題」も数多く記録しました。「賄賂を取って死罪」「どぶろくに酔って犬が死ぬ」「斬首の方法を問う」といった題名だけでも、その奔放さと刺激的な内容が伝わります。

文政四年11月17日に甲子の夜に書き始められたことに由来し、以後20年あまり一連の筆が続いたことを示しています。作品には人物評・世相・博物誌・怪談・伝承など多彩なテーマが収められ、随筆として多面的な面白さを備えています。

「三篇」に含まれる諸巻の中からも興味深いエピソードが語り継がれています。例えば巻之71には京橋の名主が歌舞伎初体験の感想を語るエピソードがあり、「我はこの歌伎をはじめて見ました。…世の第一と呼ぶ、市川団十郎と言う人がおられる」という描写には当時の風俗と感情の機微が滲みます。巻之66では荻生徂徠が俳諧師との関係で一句詠まれて名を知られた逸話が紹介され、「春たつや隣は荻生総右衛門」という句が添えられています。

掲載される題材は多岐にわたり、幕政や外交あるいは軍事に関する話題から市井の人々の日常まで、軽妙かつ洞察に富んだ視点で描かれています。松浦家所蔵の原本をもとにした翻刻によって、当時の息吹を今に伝えるものとなっています。これらのエッセンスを通じて、松浦静山がどのように時代を感じ取り、どのような日常と世界に関心を抱いていたかが鮮やかに浮かび上がります。

文庫、新書等の買取について

付属品が揃っているのに、査定額に反映されないと納得がいきません。当店では商品の状態、特典・付属品の有無を細かく査定致します。1点1点丁寧に査定させて頂いており、少々お時間を頂くこともございますが状態や特典・付属品完備の商品は査定額にしっかり反映されます。ぜひ、一度ご検討頂けましたら幸いです。