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逆説のプロレスの参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[プロレス]逆説のプロレス

2025年7月に発売です。

[著者や編集者など]

・双葉社

参考買取価格は370円です。

2025年8月26日時点の参考買取価格です。

プロレス界における「道場」というテーマを深く掘り下げた双葉社発行のムック本です。道場が昭和の時代、プロレスラーを鍛える「最強の場」として重視され、新日本プロレスがそれをプロモーションにも活用した歴史的背景をまず描いています。そしてアイデアの転換を促すのが、GHCヘビー級王者・OZAWAによるSNSでのハラスメント告発で、これが「NOAH道場の闇」として波紋を呼んだ現代の一石となっています。

本書では昭和から令和へ続く道場論争を背景に、道場そのものの存在意義を問い直す構成となっています。昭和のレジェンドたちから現役選手まで、道場にまつわる体験や思いが語られます。アントニオ猪木の「プロレスは闘いである」という教えを語る対談には藤原喜明と佐山聡が登場し、武藤敬司は新日本道場での経験がアメリカ進出を支えたと述べています。

渕正信は全日本道場での「受け身200本」に死を覚悟した地獄の日々を明かし、長井満也はUWF新生期の道場で毎日のように陰湿なことが行われていたと実情を語ります。長与千種は道場練習を怪我しない肉体と技術を育む「義務教育」と位置づけ、里村明衣子はコストパフォーマンスが悪くても道場を維持するのは自身のプライドゆえだと告白しています。TAJIRIはインディー界において道場そのものが存在しないことが普通だとし、鈴木秀樹は「死に直結する仕事だからこそ道場には一定の厳しさが必要」との立場を示しています。

道場という場の光と影を多角的に描き、昭和へのノスタルジーと令和の現実を対比させる構成で、プロレスの根幹を支える「育成」と「伝統」の価値を揺さぶる内容です。

単なるノスタルジーとしての総括なく、選手たちの語りが道場という空間の持つ二面性に読者の視点を向けさせる構成が印象的です。今だからこそ問われるテーマとして道場とは何か、育成とは何かをあえて問い直す、切れ味ある一冊です。

プロレスDVD、ボクシング専門書等の買取について

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