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秘す歌留多 上絵師律の似面絵帖の参考買取価格

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[時代小説]秘す歌留多 上絵師律の似面絵帖

2025年5月に発売です。

[著者や編集者など]

・知野みさき

参考買取価格は310円です。

2025年6月2日時点の参考買取価格です。

知野みさきによる時代小説シリーズの第十一作目です。物語は、江戸時代の女性上絵師・律を主人公に、彼女の仕事や人間関係、そして日常に起こる事件を描いています。

本作では、律が懐妊している状況から物語が始まります。悪阻が落ち着いたものの、以前のように仕事に集中できない律は、周囲の助けを借りながら日々を過ごしています。そんな中、師匠の今井から指南所の歌留多を新調したいとの依頼が舞い込みます。以前、伊三郎が描いた歌留多が古くなり、「い」の取札が失われていることが判明します。律が子どもたちに新しい歌留多を作ることを伝えた翌日、一人の男児が今井を訪ねてきます。この出来事が、物語の新たな展開を生み出します。

シリーズを通して、律は上絵師としての技術と誇りを持ち、さまざまな事件や人々との関わりを通じて成長してきました。本作でも、彼女の職人としての姿勢や人間関係の描写が丁寧に描かれています。また、妊娠中の律がどのように仕事と向き合い、周囲との関係を築いていくのかが、物語の重要なテーマとなっています。読者は、律の内面の変化や成長を感じ取ることができます。

知野みさきは、1972年生まれでミネソタ大学を卒業し、2012年に「鈴の神さま」でデビューしました。同年、「妖国の剣士」で第4回角川春樹小説賞を受賞し、以降、時代小説を中心に執筆活動を続けています。「上絵師律の似面絵帖」シリーズは、彼女の代表作の一つであり、多くの読者に支持されています。

本作は、シリーズの中でも特に律の内面に焦点を当てた作品であり、彼女の成長や周囲との関係性が深く描かれています。また、江戸時代の文化や風俗、職人の世界などがリアルに描写されており、時代背景を感じながら物語を楽しむことができます。シリーズを通して律の物語を追ってきた読者にとって、本作は彼女の新たな一面を知ることができる貴重な一冊となります。

時代小説、歴史小説等の買取について

500円であるお店に売ったものが、1,000円で売られている。お店の儲けは500円?直感的にはそう思えても、良く考えてみる必要があります。1,000円は売っている値段であり、売った値段ではありません。売れるまでの間は、お店には1円も入りません。その間、商品を大切に保管しておく必要があります。そして、最終的に売れなければ、お店は損をします。当店では保管のコストと売れるかどうかを慎重に見極めて査定します。できる限り正確に出せるよう、少しずつ前へ進んでおります。