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囲碁 ほんとうに大事な7つの考え方の参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[囲碁]囲碁 ほんとうに大事な7つの考え方

2025年8月に発売です。

[著者や編集者など]

・佐々木柊真

参考買取価格は650円です。

2025年12月8日時点の参考買取価格です。

囲碁が単なる知識の積み重ねによって強くなる競技ではなく、根本にある「悪手をいかに減らすか」というゲーム性を理解することで棋力を向上させようという視点から書かれた指南書です。著者は全国大会出場経験を持つトップアマであり、ネット対局サイト「野狐囲碁」で九段に到達、YouTubeでも囲碁解説を発信している人物です。

本書はまず「序章 囲碁という競技」で、囲碁の性質――勝負が「良い手を重ねるゲーム」ではなく「ミスを重ねた方が負ける減点ゲーム」である――という本質を説明している点が特徴です。たとえ布石や定石を覚えても、その前提や理論を理解していなければ棋力の伸びは期待できないという問題提起から始まります。 本書の中心は「○○するな」で表された7つの格言/行動指針です。具体的には以下のような項目です。第1章「サカレ形をつくるな」、第2章「二目の頭を叩かれるな」、第3章「無駄なアタリを打つな」、第4章「眼の無い石を放置するな/眼の有る石の近くに打つな」、第5章「地は囲うな」、第6章「ヤキモチは妬くな」、第7章「相手の手につられるな」。これらすべてが「悪手を避け、無駄を省く」ための指針になっています。

各章では、なぜその考えが重要なのかを丁寧に論じたうえで、実戦で生じやすい具体例や心構え、形勢判断の視点などが論じられています。たとえば「サカレ形をつくるな」は形の歪みや弱点の放置を戒め、「無駄なアタリを打つな」は無意味に相手を脅かす手が形勢悪化につながる可能性を示すと推察されます。また「地を囲うな」は序~中盤で勢力や影響力を重視すべきとの考え方にもつながるようです。 このようなアプローチは、単に定石や読みに頼るのではなく、対局全体を俯瞰し、盤全体のバランスや弱点への配慮を意識させるものです。その意味で、棋力の停滞を感じているアマチュアや、定石偏重で微妙な形勢判断に迷う人に対して非常に有益な考え方を提供するものです。

内容構成がシンプルでありながらも、囲碁の核心部分――勝敗は良手ではなく悪手をいかに避けるかにある――に真正面から向き合っている点で、囲碁の理論と実践の橋渡しを目指すものです。棋譜の詰め込みではなく、思考の整理、視野の拡大、そして対局全体を俯瞰する力を養いたい人にとって、有意義な一冊だと言えます。

将棋本、囲碁本等の買取について

大手だから適切な査定額!そんなことはありません。数千万を超えるタイトルがあり、今も毎日増え続けています。市場では価格が、需要と供給の関係で、細かく練り動いています。大手は細かい動きを追うのが苦手で、数が膨大なら尚更です。ですので、査定に出すなら小規模経営のお店に出すのが一番です。人が少ない分、完了まで時間はかかりますが、納得の査定額をお出しします。