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形でおぼえよう! 必至反復ドリルの参考買取価格

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[将棋]形でおぼえよう! 必至反復ドリル

2025年10月に発売です。

[著者や編集者など]

・所司和晴

参考買取価格は420円です。

2025年11月10日時点の参考買取価格です。

終盤力を鍛えるために著者 所司和晴 が手掛けた「必至」の問題集です。問題数は合計196問で、各章でテーマを分けながら進められています。第 1章「上部から押さえる」、第 2章「逃げ道封鎖」、第 3章「数の攻め」、第 4章「両王手」、第 5章「左右挟撃」、第 6章「腹銀」、第 7章「一間竜」、第 8章「馬と金」、第 9章「その他」と細かく分類されています。

本書の特色として「同じ筋の問題を繰り返し解くことで、応用力を身につける」という学習設計が採られています。最初は1手必至から始まり、3手、5手、7手…と徐々に手数を延ばしながら、最終的には「同じ形」の必至局面に慣れていくという流れです。これにより手筋としての「形」を習得できるよう意図されています。

著者は以前から定跡・中盤・終盤を問わず戦術書を数多く手がけてきた棋書作家で、「定跡伝道師」とも称されており、今回は終盤、特に「必至」を集中的に扱った点が目を引きます。本書は「形でおぼえる」というタイトルどおり、盤の中で類似した必至筋を反復することで「体に染みる」ような習得を促す構成になっています。例えば「上部から押さえる」では玉の上部に打ち込む、あるいは玉が上段に逃げる筋を押さえるパターン。「逃げ道封鎖」では玉の逃げ道を塞ぐ筋に集中。「数の攻め」「両王手」「左右挟撃」それぞれ役割の異なる攻め筋を段階的に鍛えるようになっています。こうした章分けにより、どの局面でどの必至筋が有効かを整理しやすい構成です。

加えて本書には棋譜データ付きという特典があります。書籍あるいは電子版を購入すると、著者が用意した棋譜をPC・タブレットなどで再現しながら学習できるようになっています。 これにより、紙面だけでは掴みにくい手の流れや局面の変化を視覚的に追える点が付加価値です。

対象読者としては、ある程度定跡を理解し終え、序盤より終盤の精度を高めたい方に向きます。特に「必至」の形を体で覚えたい棋力中級者・上級者には有効です。ただし序盤の駒組みや戦型研究をメインにしてきた棋士初心者がそのまま手に取るには、前提の駒運びや攻め筋の理解が若干求められます。

問題を一回で終わらせずに繰り返し解くことを前提としており、反復学習に重きを置いています。終盤戦での「形の感覚」を養いたい方や、手筋がマンネリ化してきたと感じている方には、ぜひ活用してみてほしい一冊です。

将棋本、囲碁本等の買取について

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