CD、ノーマルポジションテープ類を買取り

こちらは英ロックバンド Queen の名盤であるアルバム A Day at the Races のカセットテープ仕様についての解説です。1976年にオリジナル・リリースされた同アルバムは、バンド自身が初めて完全にプロデュースした作品であり、UKでもチャート1位を獲得しています。

まず音源的なポイントですが、このアルバムには「Somebody to Love」「Tie Your Mother Down」「Good OldFashioned Lover Boy」といった代表曲が含まれており、クイーンの典型ともいえる多彩なジャンル混合スタイル、ゴスペル風ヴォーカル、多重コーラス、ハードロックから叙情的なバラードまでを自在に行き来しています。

カセットテープ仕様の特徴としては、音源は同録音マスターをもとにカセット用にフォーマットされたもので、当時のテープ製品共通の特性として少なからずノイズ感やハイエンドの伸びが若干抑えられる印象があります。テープの殻やラベルのデザインには、UK盤・US盤・日本盤などリリース国によって微妙な違いが見られ、カバーアートではバンドのロゴ 「Q」 とライオン・天使・ユニコーン等を組み合わせた象徴的なイラストが再現されています。

アルバム発表から遥か後となる1991年3月5日にリイシューされたカセットも確認されており、これはレーベル 「Hollywood Records」 が関与した北米向けの再発仕様とされます。 このため、オリジナル盤とは素材・印刷・マスターの違いがあります。例えば、テープのマグネット素材やプリントの色味、裏ジャケットの文字表記などが異なることがあります。

また、音楽的背景としてこのアルバムは、前作 A Night at the Opera の流れを汲みつつ、さらに自身の表現の幅を広げた作品である点が含まれています。自分たちでプロデュースを行ったことは当時のバンドにとって大きな転機であり、録音スタジオやエンジニアを選び、思い描いた音像を追求したという記録があります。

カセットテープ等の買取について

ネットで買取のお申込。とても不安なことと思います。まずは、どんな些細なことでもお気軽にお問合せください。誠意をもって回答させて頂きます！弊社のお問合せ一覧から事前にご確認頂くこともできますので是非ご覧下さい。