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Love Everywhere レッドカセットの参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[カセットテープ]Love Everywhere レッドカセット

2022年12月に発売です。

[アーティスト名や作詞・作曲者など]

・Pili Coït

参考買取価格は440円です。

2025年6月12日時点の参考買取価格です。

フランスの音楽ユニットPili Coitによるカセットテープ作品です。メンバーは、女性ドラマーでボーカルを務めるJessica Martin Marescoと、ギタリストであり男性ボーカルも担当するGuilhem Meierの2名です。彼らは、フランスのアヴァンロック界隈で評価されるグループLe Grand SbamやPoilといった実験的な音楽活動でも知られており、本作にもその自由で挑戦的な精神が色濃く表れています。

本作は、民族音楽やポストパンク、ローファイ、ジャズ、グランジ、トリップホップ、アートロックなど、ジャンルを越えたエッセンスを随所に散りばめた独自のサウンドを展開しています。冒頭の「Rain Napalm」では、アフロビート的なパーカッションとミニマルなエレクトロサウンドが複雑に絡み合い、続く「Conveyor Belt」では、IDMやサイケデリックの要素を内包した緊張感のある展開が印象を残します。

激しいギターリフと変則的なリズムが特徴的で、メロディの予測不可能な変化により独自のドラマ性が生まれています。「Disowner」では、内省的なボーカルラインとエフェクトを多用したサウンド処理が、リスナーに深い没入感を与えます。終盤の「Taira No Tomo Momoriga」は、フランス語と日本語を交えた詞世界と、静寂と爆発を繰り返すアレンジが際立っています。

カセットは赤色で、アートワークはJudith Saurelが手掛けています。録音とミキシングはStephane Piotが、マスタリングはR3myBoyが担当しています。音源はSKiN GRAFT RecordsとDur et Douxの2レーベルからの共同リリースとなっており、2022年12月の発売以降、音楽ファンの間で密かな注目を集めています。

本作は一聴すると難解に感じられるかもしれませんが、繰り返し聴くことで各トラックの細部に込められた構築性や遊び心を味わうことができます。音楽を形式ではなく表現として捉えるアーティストによる、密度の高い音楽的試みです。

カセットテープ等の買取について

当店では買取できるものと、買取できないものがございます。買取できないものの1つにサンプルがございます。例えば、本であれば「見本品」と印字されているもの。例えば、ディスクであれば「Sample」と刻印されているもの。いずれも買取できないものとなりまして、あしからずご了承下さい。ご面倒をお掛けしますが、あらかじめご確認頂きましたら幸いです。