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夜明けの口づけは永遠に 二見文庫 ザ・ミステリ・コレクションの参考買取価格
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◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。
◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[ロマンス]夜明けの口づけは永遠に 二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション
2017年6月に発売です。
[著者や編集者など]
・キャンディス・キャンプ
・山田 香里
参考買取価格は110円です。
※2025年8月9日時点の参考買取価格です。
夜明けの口づけは永遠に、ロマンスの香り漂う物語です。物語はスコットランドを舞台に展開します。主人公のヴァイオレットがマードン伯爵のもとへ向かう途中、盗賊に襲われます。そこで現れる男性は逞しくハンサムで、助けてくれたにもかかわらずお礼を言う間もなくキスして立ち去ります。許せない印象を抱きつつも、目的地にたどり着くと、その男性が実は土地の管理人であり、偶然再会することになります。二人は同じ屋根の下で暮らすうちに心の距離を縮めていきますが、ヴァイオレットは縛られることを恐れて素直になれない葛藤を抱える展開です。
著者のキャンディス・キャンプはテキサス生まれ、ロー・スクール在学中に別名義で執筆活動を始め、すぐに法律の道を離れて作家に専念した経歴を持ちます。数々のロマンス文学賞を受賞しており、アメリカ屈指のロマンス作家の一人です。翻訳を担当した山田香里は原文の魅力を日本語に自然に移したことで知られています。シリーズ全体は「ザ・ミステリ・コレクション」の一作として構成され、本作はその中で際立ったロマンス性を持つ作品です。
シリーズは三部作構成で、本作はその最終話にあたるとされています。全体として作者らしい情熱やロマンティックな要素がもっとも集約された内容とされています。特にスコットランドの荒野や貴族の屋敷、馬車道といった背景描写にも作者の力量が感じられるという評価があります。タイトルのもたらす「永遠」というニュアンスは、運命的ともいえる出会いからはじまる二人の関係性と、ヴァイオレットの一途な想いの強さに象徴されます。物語の筋は古典的なロマンスに則っていながらも、ヒロインの自立心や内面の葛藤が現代的な感覚で描かれています。
読者層としてはクラシックなロマンスに加えて、スコットランドの風土や貴族社会、強い女性像に惹かれる方にとりわけ響く内容です。そして予期せぬ出会いから始まる愛の成長や素直になる難しさを丁寧に描いた構成が、本作の魅力を高めています。
ハーレクイン等の買取について
500円であるお店に売ったものが、1,000円で売られている。お店の儲けは500円?直感的にはそう思えても、良く考えてみる必要があります。1,000円は売っている値段であり、売った値段ではありません。売れるまでの間は、お店には1円も入りません。その間、商品を大切に保管しておく必要があります。そして、最終的に売れなければ、お店は損をします。当店では保管のコストと売れるかどうかを慎重に見極めて査定します。できる限り正確に出せるよう、少しずつ前へ進んでおります。




