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生きてりゃいいさ 河島英五伝の参考買取価格
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1975年の大ヒット曲「酒と泪と男と女」を生んだシンガーソングライター、河島英五の素顔と生涯を穏やかな筆致で描き出した評伝です。朝刊や書評誌でも取り上げられ発売後すぐ重版が決まるなど、多方面で注目を集めています。著者は「京都に女王と呼ばれた作家がいた」で知られる花房観音。河島英五の娘、河島あみるとの出会いをきっかけに、公にはあまり語られなかった父の内面や人となりを掘り下げ、生身の人間・河島英五としての魅力を引き出しています。
書籍は四六判・並製で約252ページ、新書感覚で手に取りやすく、巻末には英五直筆の歌詞や旅のメモも収録されています。「酒と泪と男と女」は英五が18歳の高校生時代に制作した作品ですが、その冷めた視点が後の深みをもたらしており、それが曲を通して今でも多くの人の心に響いている点が強調されています。
物語は幼少期からヒット、下積み時代、世界を巡る旅、家族や友人との関係、そして2001年4月に48歳で逝去するまでの波瀾に満ちた生涯を丁寧に追います。英五が経験した「旅の日々」ではシルクロードを一人でさまよう旅や円空に惹かれて日本各地をバイクで巡り歌い続けた記録が伝えられています。あのねのねのバックバンドとして苦悩を抱えていた時期や、鶴瓶、桂南光、原田伸郎、バンド「ホモ・サピエンス」などとの交流もエピソードとして綴られています。
読売新聞朝刊や「週刊現代」などで書評・紹介が掲載され評論家からも高評価を得ています。トークイベントでは著者と娘、関係者らが河島英五の魂と歌の魅力を語り合い、聴き手に「生きる意味」を問いかける語りの場にもなっており、歌詞に込められた「赦し」と「希望」の深さを改めて浮かび上がらせています。
この評伝は単なる芸能人の伝記にとどまらない、人生の深淵を見つめる一冊です。河島英五の音楽と人生をじっくり知りたい方にとって、魅力的な読み応えがあります。その内容は歴史的事実と著者の丁寧な取材、英五自身の日記や手描き歌詞によって裏付けられたものです。伝記としての完成度とエモーショナルな描写が調和した作品といえます。
デザイン本、建築雑誌等の買取について
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