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2023年6月2日に日本でDVDおよびBlu-rayが発売されました。監督はRWBYのショーランナーを務めたケリー・ショウクロス、脚本はメーガン・フィッツマーティンが担当し、制作はワーナー・ブラザース・アニメーション、DCコミックス、Rooster Teethといったアニメーション業界の実力派チームによって鋭意進行されました。

本作は全世界で高い評価を得ており、ウェブテレビ国際アカデミーの「アニメシリーズ賞」を受賞した人気シリーズRWBYと、DCユニバースの象徴的なスーパーヒーローたちが異世界Remnantを舞台にタッグを組みます。特徴的な見どころとして、ジャスティス・リーグのメンバーが10代として再構築され、イケメンかつキュートな新鮮さを携えた姿が描かれています。

物語の導入では、スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、フラッシュ、サイボーグ、グリーンランタン、ヴィクセンといったヒーローがRemnantに転移し、ルビー、ワイス、ブレイク、ヤンらRWBYチームと出会います。ヒーロー側は突然10代に戻り、RWBYチームは自分たちの世界で異常が起きていることに気づくという相互の謎解きがストーリーを牽引します。Remnantに出現するグリムがダストを吸収してレーザーを放つという狂気じみた異変も描写され、両陣営がこの脅威を前に共闘する展開が見所です。

日本語吹き替えは早見沙織を筆頭に、日笠陽子、小清水亜美、千葉翔也といった豪華キャストが参加し、ルビーやワンダーウーマン、フラッシュ役などそれぞれの役を華やかに彩ります。映像特典には「Justice League UnlimitedKid Stuff」や「Justice League ActionPlastic Man Saves the World」といったDCアニメ短編が収録されており、ファンの心をくすぐるボリューム感となっています。

上映時間は約80分で高密度なアクション構成。グリムとの戦いやヒーロー同士の協力シーンは、ケリー監督らしいダイナミックなカメラワークと演出が冴えています。一方でキャラクターの心情やアイデンティティにかかわるドラマ性も丁寧に描かれ、スーパーヒーローとハンターズの交流が感情的な厚みをもって進行します。

制作面の背景として、Rooster Teethによる初のアニメ映画であり、DisneyHBO Max向けにも配信されるなど、新たな展望を示す意欲作だという点も注目です。DC創立100周年、Superman85周年、Rooster Teeth20周年、RWBY10周年というアニバーサリーイヤーを記念した企画で、本作とその続編Part2は「カノンに準じる」扱いとされており、シリーズ全体の流れにも影響を与える可能性があります。

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