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Wandering Islandの参考買取価格
◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。
◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。
◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

2016年7月に発売です。
[著者や編集者など]
・Tsuruta
・Kenji
参考買取価格は1,640円です。
※2025年11月6日時点の参考買取価格です。
作家兼イラストレーターの鶴田謙二による、静謐かつ詩的な冒険物語です。舞台は日本の離島群を舞台にしており、主人公ミクラ・アメリアが古びた水上飛行機を操りながら「電気島/漂う島」を探すというミステリアスな展開が描かれています。
物語は、ミクラが亡き祖父から遺された未配達の荷物と膨大な航海日誌を手に、行方知れずだった「電気島」への配送を成し遂げることをきっかけに、島そのものの実在性や漂流の謎へと飛び込んでいきます。 荷物に刻まれたオランダ語と祖父の飛行記録、謎の海図などが、物語に静かな緊張と好奇心を与えています。
鶴田氏らしい緻密な線描と静謐な構図が本作の大きな魅力です。背景の小島や海、古い飛行機、漁村の風景に至るまで細部まで描き込まれており、「動き」の少ない場面にも緊張感と深みが宿っています。レビューでは「絵の中に呼吸できる」「コマ構成がまるで風景画のよう」などの評価を得ています。 また、台詞を極力抑えた演出も多く、読み手に「絵を眺める時間」を与えているとの指摘もあります。
物語テーマとして、亡き祖父との繋がりや喪失感、未知への憧憬、そして「逸脱した日常」の中で見つかる自由という要素も深く描かれています。レビューでは「ミクラの喪失を母なる島風景に反響させており、自分自身を問い直す旅にも見える」とされています。 また、現代の離島を舞台にしながらも、幻想的な漂流島の設定が寓話性を強めており、読後に心の奥に残る余韻があります。
本作は刊行ペースが非常にゆっくりで、断続的な発表スタイルが採られています。そのため物語の進行は「心象風景を行くような」ゆったりとしたものになっています。レビューでは「物語があまり進まず、世界観と雰囲気に浸るための作品」とも述べられ、ある意味で「読む/眺める」作品であると捉えられてもいます。 英語版が海外で高い評価を受け、2017年にはアイズナー賞の候補にも挙がりました。
アメコミ等の買取について
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