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歌舞伎名作撰 新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎・茨木の参考買取価格

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[歌舞伎]歌舞伎名作撰 新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎・茨木

2007年1月に発売です。

[監督や俳優など]

・歌舞伎

参考買取価格は1,675円です。

2025年11月6日時点の参考買取価格です。

歌舞伎の傑作2演目を収録した映像作品です。収録されているのは、まず 新皿屋舗月雨暈魚屋宗五郎と 茨木です。

「新皿屋舗月雨暈魚屋宗五郎」は、町人の魚屋宗五郎を主人公とした世話物の狂言で、妹が旗本家のお家騒動に巻き込まれ、無実の罪で手討ちになるという悲劇を背景に、宗五郎が禁酒を破って酒に溺れ、屋敷に殴り込みをかけるという派手な展開が用意されています。この演目は名作シリーズとして度々上演されており、江戸の町人の気概や侠気が強く感じられる作品です。

「茨木」は、平安時代の伝説的な鬼・茨木童子を題材にした松羽目物で、能舞台を模した演出や舞踊的要素が特徴で、能の作品にはない創作歌舞伎と言われています。この演目は、伝説の鬼が渡辺綱に斬られた腕を取り戻しに来るという物語を主軸に、舞踊的な要素と幻想的な演出が組み合わされています。

映像作品としての本作の特徴としては、収録が昭和43年に行われた「新皿屋舗月雨暈魚屋宗五郎」と、昭和57年収録の「茨木」が収められており、松竹およびNHKエンタープライズによる共同制作である点が挙げられます。舞台映像には日本語・英語の副音声解説や日本語字幕も付いており、歌舞伎鑑賞に不慣れな方や外国からの視聴者にも配慮されています。

演目ごとの魅力について言えば、「魚屋宗五郎」では、温厚な魚屋が内に秘めた怒りを爆発させるという、人情と勧善懲悪的な構図が町人劇として巧みに描かれています。「茨木」では、鬼と武将、変化の技と舞踊的演出が歌舞伎らしい華やかさをもたらしており、舞台装置や演出における「松羽目」の形式美も楽しめる作りです。

また本作は、歌舞伎400年の歴史を意識し、名優たちの舞台芸を映像として後世に残すという意図で制作されており、シリーズ「歌舞伎名作撰」の一環として位置づけられています。この点から、時代を超えて歌舞伎の魅力を体感できる作品だと言えます。

落語CD、歌舞伎DVD等の買取について

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