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古典落語の参考買取価格

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[落語]古典落語

2004年3月に発売です。

[著者や編集者など]

・興津 要

参考買取価格は105円です。

2025年7月17日時点の参考買取価格です。

明治から昭和の落語速記本に収められた名作落語を、講談社学術文庫シリーズとして完全再現している一冊です。2004年3月に刊行され、厳選された十九の演目を通じて庶民の暮らしや笑いの機微が豊かに描かれています。「まんじゅうこわい」「妾馬」「酢豆腐」「品川心中」「代脈」「船徳」「大工調べ」「宮戸川」といった代表的な演目が収録され、たとえば「まんじゅうこわい」では熊さんが濃いお茶におびえる矛盾した滑稽さが、「酢豆腐」では一口の中に人情と庶民感覚が凝縮される味わい深さが伝わってきます。文字起こしは無削除で、当時の話芸がそのまま楽しめる構成です。

収録演目の中には「まんじゅうこわい」のようなユーモア重視の話もあれば、「妾馬」のように人情味あふれる作品もあり、全体を通じて落語の多彩な表情が明かされます。大衆に支えられ、名人たちによって磨き込まれたという伝統と文化の重みがひしひしと伝わる構成です。

この本は講談社学術文庫の他シリーズ、すなわち「古典落語」正編や「古典落語」「続々」などと並び、全体で一貫した体系を形成しています。正編では21演目、続編では19演目が収められ、さらに選編では20編、そして続々編では上方落語も含めた35編がまとめられています。これらシリーズ全体を通じて、日本の伝統話芸を体系的に楽しむことが可能です。

速記本を底本とする編集方針は、噺家それぞれの口調や癖に偏らない「原典」に近い形を目指しており、落語初心者でも読みやすい構成になっている点が評価されています。実際「クセが無く非常に読みやすい」との声もあり、落語を文字で楽しみたい人に好評です。

また文化的価値の点からも重要であり、日本人の言葉文化と笑いの歴史を読み解く資料として高い評価を得ています。「庶民の姿を描き出す言葉の文化遺産」としてまとめられている点から、学術的な関心から手に取る読者も多いようです。

落語の文字資料としては貴重かつ親しみやすい一冊であり、言葉遊びや江戸・大正・昭和期の生活感に触れたい方にとっては、読了後に噺家の口演にも耳を傾けたくなるような魅力を持っています。古典落語の世界へ文字を通じて深く入り込むための良書といえます。

落語CD、歌舞伎DVD等の買取について

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