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講談放浪記の参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[芸能]講談放浪記

2023年7月に発売です。

[著者や編集者など]

・神田 伯山

参考買取価格は260円です。

2025年7月14日時点の参考買取価格です。

文芸誌「群像」で2021~2022年に連載されていたエッセイを大幅に加筆し、書籍化した一冊であり、講談の舞台となった名所や歴史とともにその魅力を現地体験とともに語る紀行エッセイになっています。人間国宝である師匠・神田松鯉との対談も収録され、師弟の関係性や講談芸への思いが生き生きと伝わる構成になっています。

第一部では赤穂義士が眠る泉岳寺、源平合戦の地・壇ノ浦、本当に「出世の石段」と呼ばれる愛宕神社、巌流島、四谷怪談ゆかりの地など、演目にまつわる史跡を伯山が実際に訪れて綴る旅の軌跡が展開されます。土地のリアリティや歴史的背景に対して講談としての視点から考察が加えられ、単なる観光記とは異なる臨場感と説得力があるとされています。

第二部では現代の「大講釈場」を求める視点から、国技館、歌舞伎座、寄席、日光東照宮、本牧亭などをめぐり、講談が出会う他ジャンルとの接点や、過去と現在が交差する舞台としての可能性を探る論考になっています。現場訪問に裏打ちされた考察により、講談という芸能の未来への問いがより立体的に提示されています。

本書は講談という伝統芸能を「地」で感じ、「言葉」で描き、「師匠との対話」で掘り下げる点に特色があり、講談の現場と歴史、そして現代との接点を多面的に照射する内容になっています。伯山自身が「講談界への貢献は絶大」と語ったように、初心者から講談ファンまで幅広い読者に向けて、自らの体験や考察を通じた講談文化の記録と問いかけを残しています。

ただの旅エッセイや芸能の紹介ではなく、現代における講談の意義と可能性を景色や場を通じて再考し、講談の魅力を多層的に体験できる読み応えのある一冊として仕上がっています。

落語CD、歌舞伎DVD等の買取について

商品にはシリーズ物で販売されるものも多数ございます。セット品には複数点の商品が含まれます。例えば、1巻~3巻のシリーズ物の場合、3点のセット品となります。同じ点数でも1巻~3巻と1巻、2巻、4巻のセットでは扱いが異なります。途中が抜けているものより、すべて揃っているものの方が価値が上がります。しかし、個別巻次第で価値が逆転することもあります。上記例では4巻に高い価値があれば、1巻、2巻、4巻の方が評価が高いです。ただし、その多くは、抜けているより、揃えてから売った方が高く売れます。当店ではセット品について上記のような点を踏まえて査定致します。ぜひ覚えておいて頂けましたら幸いです。