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中国絵画総合図録の参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[図録]中国絵画総合図録

1998年8月に発売です。

[著者や編集者など]

・戸田 禎佑

・小川 裕充

参考買取価格は9,150円です。

2015年7月1日時点の参考買取価格です。

世界中の中国絵画を網羅的に収録した重要な図録資料であり、中国美術史研究における必須の文献です。鈴木敬と戸田禎佑によって始まり、後に小川裕充と板倉聖哲によって編集されました。三編までのシリーズがあり、それぞれの編が異なる時期の中国絵画をカバーしています。

初編は全5巻で、アメリカ・カナダ、東南アジア・ヨーロッパ、日本に分けられ、1982年から1983年にかけて出版されました。続編も全4巻で、アメリカ・カナダ、アジア・ヨーロッパ、日本、総索引に関する内容が1998年から2001年にかけて出版されています。そして、最新の三編は全6巻で、アメリカ・カナダ、ヨーロッパ、アジア・オセアニア、日本、総索引という構成で、2013年から2020年に出版されました。

この長期にわたるプロジェクトは、時代とともに変化し続けています。調査撮影方法はアナログからデジタルへと進化し、中国の経済的進展とともに作品の価格が高騰し、中国絵画の所在も変化しました。このような変化を通して、中国絵画総合図録は、中国絵画のイメージがどれだけ広がったかを示すだけでなく、学問の進展や中国絵画に対する関心の高まりをも反映しています。特に三編では、これまで含まれなかった重要なコレクションや新たな地域、時代が加わり、学問の「今」を反映しています。

東京大学東洋文化研究所東アジア美術研究室が主導する中国絵画イメージ・アーカイヴ・プロジェクトの成果の一部として発行されました。世界中の中国絵画コレクションの悉皆調査を半世紀にわたって継続的に行ってきた努力の集大成であり、研究者や愛好家にとって貴重な作品を提供しています。

「中国絵画総合図録」シリーズの完結を記念して、国際シンポジウムが開催されるなど、この総合図録は学術界において大きな影響を与えています。中国絵画の所在情報だけでなく、中国美術史研究における基礎的な資料として、研究者や学生、美術愛好家に広く利用されています。

図録、画集等の買取について

ネット買取と店頭買取について比較してみます。ネットの場合は、ご自宅からお店まで商品を送る必要があります。中には出張で自宅訪問してくれるところもありますが、多くは宅配便で送ります。宅配便にかかる送料は、条件つきで送料無料のところが大半です。店頭へ持ち込むと、送料はかかりませんが、ご自身の手間はかかります。持込ならば手間賃が還元されてもいいのではと思います。しかし、残念ながらそういうことはないようです。手間ではない。例えば、何かのついでで立ち寄るような場合について。これなら、店頭でもいいかもしれません。通常は、持込の手間を考えると、やはりネット買取の方が良いと思います。