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昭和期の陸軍の参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[文庫]昭和期の陸軍

2025年7月に発売です。

[著者や編集者など]

・筒井 清忠

参考買取価格は380円です。

2025年9月1日時点の参考買取価格です。

日本近現代史や歴史社会学の視点から、昭和期の陸軍を多角的に再考する論集です。以前より昭和陸軍史の研究を牽引してきた著者が、大正期における陸軍の軍縮および世論との関係を踏まえた上で、派閥抗争や青年将校の動向、二・二六事件といった重要事件に至るまで詳細に論じています。

大正から昭和へと続く陸軍の構造的変容を描写するために、甘粕大尉事件から二・二六事件に至る流れを整理し、それぞれの事件が陸軍内部や社会に与えた影響を分析しています。また派閥抗争の展開として、皇道派と統制派の対立や石原派と東条派の衝突といった構図を描くことで、陸軍の中枢における権力構成の実態を浮かび上がらせています。

論考の終盤では映画を通じた事件の表象にも関わり、史実と物語の境界について思考が促されます。さらに昭和期の戦争・軍事史に向き合うための書籍ガイドも収載され、知識の補完を可能にしています。収録されている論考は資料解説を交えつつ、最新の研究成果を踏まえた信頼性の高い内容です。刊行は2025年7月中であり、352ページの文量を活かして陸軍をめぐる構造や事件の背景を深く掘り下げています。著者は帝京大学学術顧問・東京財団主席研究員として知られ、長年にわたり昭和史研究において中心的存在だった人物です。

文庫、新書等の買取について

特定の期間内に驚異的な売上を記録した商品をベストセラーと呼びます。たくさん市場に出回り、たくさんの人に閲覧・利用されていきます。しかし、旬の期間を過ぎると瞬く間に売れ残っていきます。生産・発売数が多いほど、その反動は大きいものです。期間を大きく過ぎてしまいますと、買取のとき、ほとんどお値段がつきません。ベストセラーについては旬を過ぎる前にどうぞお売り下さい。