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女賭博師奥ノ院開帳の参考買取価格
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1968年11月16日に公開された、大映製作・配給のギャンブルをテーマとするヤクザ映画シリーズ「女賭博師」の第10作です。 主演は江波杏子。このシリーズにおいて彼女が演じる「大滝銀子」、通称「昇り龍のお銀」はその後も代表的な役どころとなっています。
物語は、姉妹でナイフ投げの芸を披露していた銀子と妹・みどりが所属する奇術団「松旭斉一座」を舞台に進展します。座長である松旭斉は銀子を跡目と考えていましたが、銀子が実父でないことを知り、妹に継がせたいと心に決め賭場通いを重ねていきます。銀子が勘当を受け一座を離れた後、賭博師としての道を歩み始めたところから物語は大きく動きます。
銀子が賭場で出会った謎の老人の壺振りや、みどりの置かれた困難、小屋を経営するヤクザの陰謀、ツボ振りの名人と銀子との勝負など、賭博師=胴師・ツボ振りの世界が描かれています。銀子は利き腕を刺され左手だけになっても百番勝負に挑むというシーンも見せます。
監督は井上芳夫、脚本は石松愛弘が担当、撮影は中川芳久が手掛けています。 キャストとしては江波杏子と並び、伴淳三郎が銀子にとっての「名人賭博師」役を務めており、銀子との勝負構図が物語の核になっています。
映像流通としてはDVD版もリリースされており、解説には「利き腕刺された昇り龍!痛みに乱れる勝負の呼吸!左手だけの百番勝負!」といった煽り文句が添えられています。 また、DVD版の商品案内では幼少期のみなし子として拾われた銀子が、妹より可愛がられた過去を背負いながら嫌われ役を辞さず賭場の闇に踏み込んでいくという背景も紹介されています。
シリーズという点で見ると、「女賭博師」シリーズ全体は全17作品あり、銀子=江波杏子演じるキャラクターが胴師やツボ振りといった賭け事の要を担う女性という設定で、当時の任侠・賭場・芸能世界を交錯させながら展開しています。 本作はその中でも10作目にあたり、銀子が賭場界の頂点と対峙するという濃密な構成が評価されています。
特に賭博というテーマが核にあるため、作品内では壺振りや胴師、サイコロなどの賭け技が劇的に描かれており、賭場の緊張感・勝負の駆け引き・裏切りや復讐が絡むストーリー展開が見どころとなっています。銀子の「左手だけで百番勝負を挑む」という設定は物語上の象徴的なシーンです。
その一方で、姉妹関係や家族的な義理、芸能団から賭場世界への転落、そして賭博師としての成長という「人間ドラマ」の構成もあり、単なる賭博映画にとどまらず、銀子という女性の存在感とその揺れ動く人生が描かれています。 どこまでも「賭場」を舞台にしながらも、主人公が抱えるアイデンティティや過去の傷が丁寧に絡められており、賭博映画に人情味を加えた作品として味わい深いものになっています。
パチスロDVD、パチンコ雑誌等の買取について
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