譜面、ミニスコア、バンドスコア、楽譜類を現金へ

17種類もの音楽ジャンルに対応したミックスのノウハウをまとめた実践的なガイドブックです。著者はサウンドエンジニアとして多彩なアーティストの作品に携わる中村公輔氏であり、長年の経験に基づいた具体的なミックス手法が収録されています。

内容は各ジャンルごとの音作りに特化しており、DAW上で完結できるプロセスに焦点を当てているため、制作中の楽曲にすぐに応用できる実践テクニックとして活用できます。17章構成の各章では、歴史的に名を残す音の特徴を掴み、それぞれのサウンドを再現するためのバランスやエフェクトの使い方を段階的に解説しています。ジャンルにはビートルズ／モータウンやウォール・オブ・サウンド、レゲエやプログレ、ヘビーメタル、シューゲイザーやポストロックまでが含まれており、多彩な音楽スタイルのミックスに対応可能です。こうしたジャンルごとの項目は、単に理論を述べるだけではなく、実際の音源を聴きながら学べる構成になっている点が特徴です。

音源付きであることで、理論だけでは掴みにくいミックス後の音像を具体的に理解しやすくなっています。ミックスにおいては、どのようにして各楽器の周波数帯を整理しつつ音像を立体的に配置するかが重要ですが、本書はその判断基準となる「音の質感」や「空間表現」の作り方を丁寧に示しています。プロのサウンドエンジニアが日常的に行っているプロセスを、ジャンル別に整理した形で学べるため、初心者の方でも段階的にスキルを伸ばしていくことができます。

執筆は月刊誌への連載記事をブラッシュアップしたものであり、単発のテクニック集ではなく体系的な実践知を得られる構成です。ミックス理論に不安がある方や、ジャンルごとのサウンドメイクの違いを深く理解したい方にとって、現場で役立つ具体的な視点を提供してくれる内容になっています。情報を把握することで、トラックメイクやミックス作業全般の幅を広げる助けになる一冊です。

楽譜、バンドスコア等の買取について

デフレが定着し様々なものが安く手に入る時代です。中古品販売も競争が年々激化し、刻々と価格が下がっています。中には上がるものもありますが、時間とともに下がるのが普通です。何十年も経てば、逆に価値が上がるかもしれません。それは中古品ではなく、骨董品という扱いになります。一般的なものであれば、利用し終えたら売りに出す。今の時代はこのスタイルが正しいように思います。また必要になったら買い戻す。または、借りるのでも良いのではないでしょうか？