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ニッポンの低音名人 日本ポップスの進化と それを支えてきた名ベーシストたちの参考買取価格
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◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[音楽]ニッポンの低音名人 日本ポップスの進化と それを支えてきた名ベーシストたち
2025年6月に発売です。
[著者や編集者など]
・坂上晃一
参考買取価格は1,455円です。
※2025年7月24日時点の参考買取価格です。
日本のポップス音楽におけるベースプレイヤーの役割とその変遷を丁寧に追った書籍です。著者は音楽評論家として知られる坂上晃一で、長年にわたり第一線のアーティストやスタジオミュージシャンの現場を見つめてきた経験をもとに、ベーシストという存在の価値を改めて浮き彫りにしています。
本書では、1970年代から2020年代までの日本のポップス史を、演奏面から検証することを主眼にしています。YMO以降の打ち込みサウンドの広がりと、それに抗うように生演奏を貫いてきたベーシストたちの軌跡。レコーディング現場で起こったアレンジ上の工夫、ライブにおける演奏スタイルの変化、あるいはベースラインの作り方に至るまで、数多くの実例とともに語られています。
取り上げられているミュージシャンには、後藤次利、鳴瀬喜博、渡辺等、亀田誠治、高水健司、櫻井哲夫といった、名実ともに業界を支えてきたプレイヤーが名を連ねています。インタビュー形式で紹介される場面では、彼らがいかにして「低音」という不可視の領域を音楽的に立体化してきたかが詳細に語られ、その思想や美学に触れることができます。
特に高水健司の章では、スタジオワークの裏側に踏み込んだ記述が見られ、ディレクターやアレンジャーとのやりとりを通じて、ベーシストがどのように音楽を成立させているかが明らかにされています。サウンド&レコーディング・マガジンやリットーミュージックの公式インタビューなどの内容を踏まえ、楽器選定やエフェクトの使い方など、技術的な側面にも一定の焦点が当てられています。
また、2020年代以降の若手ベーシストの潮流にも触れており、SNSやYouTubeといったプラットフォームで注目されているプレイヤーの登場が、どのようにして音楽業界の構造を変えつつあるのかという分析も展開されています。例えば音楽ナタリーでは、SNS発のアーティストがスタジオ仕事を担うようになった実例として、さまざまな現場で活躍する若手のケースが紹介されています。こうした視点は従来の評論書には少なかった要素であり、新たな時代の兆しとして特筆に値します。
書籍全体は、単なる人物列伝にとどまらず、演奏者が音楽制作のどの段階でどのような役割を果たしているのかを、構造的に浮かび上がらせています。ベーシストという一見地味な存在が、実はポップスの構造と情感を根底で支えているという事実が、豊富な証言と資料によって説得力をもって提示されています。演奏家、リスナー、制作者、いずれの立場でも読み応えのある内容となっています。
楽譜、バンドスコア等の買取について
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