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レッスルキングダム16の模様を収録した映像作品です。3日間の大会のすべてを追える貴重な映像記録で、ディスクは6枚組で収録時間は合計約887分に及びます。

1月4日大会ではIWGP世界ヘビー級選手権として鷹木信悟 対 オカダ・カズチカ のタイトルマッチがメインとなりました。この対戦では新世代王者鷹木に挑むオカダが挑戦権を手にしており、当時のファンから大きな注目を浴びていました。ジュニアヘビー級、タッグ、NEVER無差別など複数のタイトルマッチや、キャッチレスリング形式のスペシャルシングルマッチなど、多彩なカードが並び、さらにランボー形式のKOPW 2022進出権争奪戦も収録されており、開幕戦から波乱含みの展開が収められています。

1月5日大会ではオカダが王座に返り咲き、ウィル・オスプレイ を相手にIWGP世界ヘビー級王座を防衛しました。さらに棚橋弘至 によるIWGP USヘビー級挑戦、その他内藤哲也やSANADAらのシングルマッチ、多人数タッグ、ジュニアタッグ3WAYなどバラエティ豊かな試合が行われました。こうしたカード構成により、新旧選手の入り混じった熱戦とストーリーの進展が描かれています。

1月8日の横浜アリーナ大会はプロレスリング・ノア との団体対抗戦という形で行われました。新日本プロレスとノアの「団体の威信」を懸けた対抗戦という特別な趣向であり、当日はソールドアウトとなりました。メインには武藤敬司 と若手の清宮海斗 のタッグ対決も組まれ、新旧の融合、多様なスタイルの対抗という注目の一戦が展開されました。新日本ファンだけでなくノアファンにも刺さる内容となっています。

本編以外に特典映像として大会開催前の記者会見映像も収録されています。2021年11月から12月にかけて行われた対戦カード発表会見やオンライン会見の模様が収められており、大会裏の思惑や熱気、選手コメントなどを通じて大会当時の空気を振り返ることができます。これにより単なる試合集としてだけではなく、舞台裏のドラマやプロモーションの流れも把握できるようになっています。 収録内容の幅広さと演出の巧みさにより、2022年という年のプロレス界の潮流、選手の立ち位置、世代交代、団体同士の競合構造などを映像として保存した価値ある作品です。

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