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第71回全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞した大学部および職場・一般部の自由曲演奏を余すところなく収録した映像作品です。

大学編では神奈川大学吹奏楽部、東海大学吹奏楽研究会、立命館大学応援団吹奏楽部、龍谷大学吹奏楽部の四校による演奏を収録しています。いずれも長生淳やグラハム、マッキーといった作曲家による意欲作で、各団体の特色が際立つ演奏が選ばれています。

職場・一般編は前後半の構成で、創価グロリア吹奏楽団、横浜ブラスオルケスター、宝塚市吹奏楽団、川越奏和奏友会、創価学会関西吹奏楽団、大曲吹奏楽団など多彩な団体が揃っています。後半には川口市・アンサンブルリベルテ、名取交響吹奏楽団、光ウィンドオーケストラ、ブリヂストン吹奏楽団久留米、東京隆生吹奏楽団といった団体が出演し、作曲家の多様な作風と技術水準の高さが際立っています。

このシリーズは全日本吹奏楽コンクール全国大会で金賞を獲得した演奏を集めることをポリシーとし、毎年定評があります。2023年版も例年通り、全国大会の「金賞自由曲」全演奏を通しで鑑賞できる希少な記録映像となっています。映像はBlu-ray版とDVD版の2形態でリリースされており、いずれも地域フリーのNTSC仕様です。

収録映像は大会当日の熱量をそのまま伝える臨場感に優れ、指揮者と演奏団体の緊張感や会場の空気まで感じ取れる構成です。大学・一般部それぞれの作品の選曲や演奏意図、アンサンブルの工夫・表現の多様性といった聴きごたえのある内容が凝縮されています。

日本管楽界においてこの種の映像作品は教育資料や研究資料としての価値も高く、指揮やアンサンブルの分析に役立つ点も特長です。単なる舞台映像にとどまらず、指導者や学生、愛好家が技術や表現手法を学ぶ教材としても注目されています。

吹奏楽CD、コンクールCD等の買取について

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