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狂四郎2030 全20巻完結の参考買取価格
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核ミサイルによる戦争は地球上の人間を80%も消滅させ、何とか生き延びた主人公、狂四郎が空を警護するヘリ巡査として登場します。ある日、科学者の脳を移植された言葉を話す犬・バベンスキーに出会い、そこから物語が進展します。
全20巻は徳弘正也によって「スーパージャンプ」に1997年21号から2004年16号まで連載され、後に集英社のジャンプ・コミックス デラックスとして単行本化され完結しています。第1巻は1998年4月3日発売、第20巻は2004年10月4日発売です。
作品の特徴として、下ネタギャグが高頻度で挿入されながらも、人情味あるドラマ性がベースとなっており、徳弘正也にとっては空前絶後ともいえる大作として評価されています。20巻までしっかり完結した点で、作者の代表作として貴重な存在です。
また、話の具体的な展開も印象的です。例えば第2巻では男女隔離政策の下、国民にバーチャSEXなる疑似性交マシンが与えられ、狂四郎もそのひとりとして仮想の恋人・志乃と相思相愛になり、その仮想世界で結婚式まで挙げる描写があります。第3巻では志乃が実在する人物・ユリカであることが判明し、狂四郎は北海道へ救出に向かいます。第4巻では遺伝子操作されたエリート少将・八木が登場し、ユリカを巡る対決が激化します。第6巻では狂四郎が反政府軍の名医によって救われ、第7巻では旧友・白鳥との感動的な転機が描かれます。
作品全体は近未来の荒廃した設定の中で、ユーモアとシリアスが融合した独特の人間ドラマが展開されます。下ネタギャグによりライトな笑いを誘いながらも、希望や愛情、友情、再生などのテーマが重層的に描かれている点が魅力的です。単なるSFアクションにとどまらず、読み手に深い印象を残すストーリー構成とキャラクター描写が光るコミックです。
コミックセット等の買取について
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