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debut 10 yearsの参考買取価格
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ピアニスト辻井伸行さんが2007年にリリースしたデビュー盤「debut」の発売10周年を記念して、2017年11月8日にavexCLASSICSから2枚組CDとして発売されたアルバムです。ディスク1にはショパン、ドビュッシー、ラヴェル、リストといったクラシックの名曲を、ディスク2には辻井さん自身のオリジナル曲やテレビ番組のテーマ音楽など、自作を中心に収録しています。
ディスク1では、ショパンの「英雄ポロネーズ」「ノクターン第20番 遺作 」「別れの曲」「革命」、ドビュッシーの「ベルガマスク組曲」全曲、「喜びの島」、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」「水の戯れ」、さらにリストの「愛の夢第3番」「ため息」「ラ・カンパネラ」といった、技巧と表現を極め抜いたプログラムが並びます。これらは辻井さんの繊細かつダイナミックな演奏スタイルを象徴する選曲といえる内容です。
ディスク2に収められたオリジナル作品は、「しあわせな未来」「水と緑の物語」「鳥獣戯画 出会い篇」「そして旅はつづく篇」といった、優しく心に響く曲が中心です。そこに、テレビ番組「美の巨人たち」のオープニング・エンディング・テーマや、映画ドラマ「マエストロ!」のエンディング・テーマも含まれます。さらにボーナストラックとして服部隆之氏作曲の「真田丸メインテーマ」や「真田丸紀行」も収録されており、三浦文彰さんがヴァイオリンで参加しています。
本作は発売当初、avexCLASSICSの公式サイトでも「これまでの主要な作品をクラシック曲と自作曲に分けて収録した超豪華盤」と紹介されました。その演奏については「清楚で躍動的」との表現が使われ、辻井さんならではの表現力が感じられる録音内容です。収録時間は約89分、2枚組でしっかりとしたボリュームがあります。
また、この10周年盤は発刊時にツアーともリンクしており、2018年には日本各地で「debut10years」収録曲を中心としたリサイタルが複数回行われ、ファンから支持を集めたようです。
クラシックCD、ジャズCD等の買取について
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