攻略本やファンブックやゲームソフトなどを買い取り

ゲームファン、とくに往年のハード＆ソフトを蒐集・再評価している方々にとって注目に値する資料性の高いガイドブックです。監修・執筆を担当する前田 尋之氏は、ゲーム＆パソコンを中心とした著作を多数もつライターで、このシリーズでも信頼できる解説を提供しています。

往年の家庭用ゲーム機「スーパーファミコン」を、ハードウェア・ソフトウェアの両面から網羅的に解説する構成となっています。冒頭ではハード本体のみならず周辺機器まで含めたスペック・仕様・海外版の展開を詳細に紹介しており、具体的にはCPU・グラフィック性能・サウンド機能・通信機能などが言及されています。 さらに、国内発売ソフト1,447タイトル、海外発売ソフト779タイトルをパッケージ写真および画面キャプチャ付きで掲載しており、検索に便利な巻末50音順リストも備わっています。

サイズ・ページ数・体裁もインパクトがあります。B5判の大判サイズで、368ページにわたるボリュームとなっており、閲覧しやすく資料性も十分です。 ハード・ソフト両面を「全集」的に捉える構成で、「スーパーファミコン家用ゲーム史を語る上で貴重な資料」だという紹介も出ています。

装いとして「増補新版」の名称が付されており、前版をベースに改訂・増補された内容という点もポイントです。旧版では紹介されていなかった情報を追加・更新しており、35周年にあたる年の節目という文脈も踏まえられています。

また、具体的な構成内容として章立ても明示されており、第1章では「スーパーファミコン本体大研究」というテーマで本体・周辺機器・海外版などを紹介、第2章以降ではソフトカタログという流れです。例えば周辺機器では「スーパーゲームボーイ」「スーパースコープ」「スーパーファミコンマウス」「XBAND」なども取り上げられています。

単なるソフトリスト以上の深みを備えた内容である点です。ソフトタイトル・発売日・パッケージ・画面といったビジュアル資料だけでなく、ハード仕様・海外展開・周辺機器の変遷などを含めた「ハード＆ソフト包括型カタログ」であるため、レトロゲーム収集／研究をなさっている方々にとって資料性・参照性ともに優れています。例えば、コレクターとして海外版のリリース状況まで把握したい場合にも役立つ設計になっています。

ゲーム攻略本、ゲームソフト等の買取について

当店では書込があるものも買取ができます。ただし、減額の対象となり、程度によっては買取ができません。本であれば、閲覧に過度の支障がないこと。本以外であれば、利用に支障がないこと。これが条件となります。また、所有したものにご自身の判子やサインをされることもあるかと思います。恐れ入りますが、これも蔵書印として、減額の対象となります。もし可能であれば事前に消しておいて頂ければと思います。ただし、著者や作者本人の直筆サインは、当然、減額はありません。どうぞご安心下さい。