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愛の讃歌の参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[8cmシングル]愛の讃歌

1988年12月に発売です。

[アーティスト名や作詞・作曲者など]

・越路吹雪

・エディット・ピアフ

・サルバトーレ・アダモ

参考買取価格は100円です。

2025年8月14日時点の参考買取価格です。

本来、エディット・ピアフの代表作として知られるフランス語曲「Hymne a l'amour」で、原詞はピアフが恋人であるマルセル・セルダンを思って1949年に作詞作曲し、1950年5月2日に録音されたことが確認されています。この楽曲は世界中で愛され、多くのアーティストによって翻唱されてきました。

日本における越路吹雪版では、岩谷時子による日本語訳詞によって歌われ、1952年に「日劇シャンソンショー「巴里の唄」」で初披露され、以降越路の代表曲となり、国内で200万枚以上のCD売り上げを記録したことが伝えられています。この訳詞は原詞の背徳的なニュアンスを和らげ、結婚披露宴でもよく使用されるような甘美な歌詞に仕上げたことが評価されています。

越路吹雪版は1969年の第20回NHK紅白歌合戦で歌唱され、その後もその存在感は揺るぎないものとなりました。なお、原曲やそのカバーに関する日本での著作権事情では、日本語訳詞には著作権が存在し、許諾が必要とされています。

原曲に関する背景について補足します。エディット・ピアフがセルダンを想い作ったとされてきたエピソードが長らく信じられていましたが、実際にはセルダン生前に書かれたことが分かっています。このような事実を踏まえると、楽曲が持つ重厚な感情とそれに対する聴き手の受け止め方には、一層の深みが加わります。

原曲から日本語カバーに至るまで、それぞれ異なる情緒を帯びています。越路吹雪がその声で広めた日本語版は、日本におけるシャンソン文化への理解とその定着に大きく寄与したと考えます。それぞれの時代の人々の心に響いたその深みや温かみを、まさに歌唱で伝承した名曲といえます。

8cmシングルCD等の買取について

販売から間もない商品は、買取価格が高くなる傾向があります。ところで、当店では、そのものの価値を判断して査定を行っています。価値の一つに、どれくらい欲しい人がいるかの需要量があります。売れると期待されて製造元から販売される商品。その誕生間際は需要が高いと一般的に判断されます。しかし、全てが全てそうなるとは限りません。当店では需要を適切に見極めた上でプロが査定致します。どうぞご利用下さい。