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上を向いて歩こうの参考買取価格
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坂本九が歌唱した不朽の名曲として知られ、1961年10月15日に東芝レコードからリリースされています。作詞は永六輔、作曲は中村八大、プロデュースは草野浩二によるものです。発売当初から爆発的なヒットとなり、国内では「ミュージック・ライフ」誌のランキングで3か月連続1位を記録し、累計約80万枚を売り上げました。
この曲は1962年からヨーロッパ各国へ紹介され、イギリスではケニー・ボールがインストゥルメンタルでカバーし、「SUKIYAKI」というタイトルで全英チャート10位を獲得しました。アメリカでは1963年にキャピトル・レコードが原曲のままリリースし、ビルボードHot100で3週連続1位、米国以外でも各国チャートを席巻し、世界累計売上は約1300万枚に上ります。
坂本九はこの大ヒットを受けアメリカへ渡り、「Steve Allen Show」にも出演しました。言語の壁を越え、日本語のまま受け入れられた点も注目されます。その後も国内外で多くのアーティストにカバーされ、日本文化の象徴とも言える存在になりました。
音楽的には坂本九が初披露した際に自ら大胆なアレンジを加えたことで知られます。もともとは中村八大のリサイタル用作品でしたが、坂本九が譜面をぶっつけ本番で8ビートにアレンジし、さらに一拍遅らせる歌い方を導入。この独特な歌唱がヒットにつながったとされています。
文化的な影響としては、2006年に文化庁と日本PTA全国協議会の「日本の歌百選」に選定され、列車の発車メロディや鎮魂曲として用いられています。例えばJR常磐線友部駅、京急川崎駅などで駅メロディとして採用され、さまざまな公共の場で親しまれています。
この曲は独創的な歌唱とアレンジが、国境や時代を越えた普遍性を生み出した例と言えます。坂本九が自らの感性を反映した歌い方、それがシンプルで力強いメロディと相まって、世界中の人々の心に響いた原動力となりました。
8cmシングルCD等の買取について
ご家族様から遺品整理についてご依頼を頂くことがございます。生前から大切にされてきたお品物の数々。中にはご本人にとって大変貴重なものも含まれているかと思います。お預かり後、仕分け・査定の際にも手に力が入ります。1点1点丁寧に気持ちを込めて査定をさせて頂ければと思います。査定金額だけでなく、対応含めてご期待に添えるよう頑張ります!