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絵本 夢の江戸歌舞伎の参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[歌舞伎]絵本 夢の江戸歌舞伎

2001年4月に発売です。

[著者や編集者など]

・服部 幸雄

・圭

・一ノ関

参考買取価格は500円です。

2013年6月26日時点の参考買取価格です。

服部幸雄と一ノ関圭による共作で、江戸時代後期の顔見世興行を緻密な絵と文で描いた作品です。江戸時代の歌舞伎の魅力を、現代に伝えるために、作者と画家が8年の歳月をかけて制作した渾身の作品であり、読者を江戸時代の芝居小屋の内部へと案内します。

絵本は、狂言作者の見習いである少年、千松を主人公にしています。千松が鶴屋南北に入門し、舞台裏や楽屋、客席などを見て回る物語を通じて、当時の歌舞伎の世界を生き生きと描き出しています。特に興味深いのは、群衆の中に必ず千松が描き込まれており、「ウォーリーを探せ」のような楽しみも提供している点です。さらに、葛飾北斎や小林一茶、杉田玄白などの当時の有名人も絵の中に隠されており、これらの人物を見つけ出すことも一つの楽しみとなっています。

回り舞台や奈落が人力で動かされていたこと、役者たちの大きな顔立ちが舞台映えする理由など、江戸時代の歌舞伎の技術や文化についての興味深い情報を提供しています。また、芝居見物が当時の人々にとって特別な楽しみであったことや、興行側が観客を楽しませようとする工夫が細かく描写されており、江戸時代の歌舞伎がどのようにして社会の祝祭として機能していたかを伝えています。

服部幸雄は、1932年に愛知県で生まれ、千葉大学の名誉教授として知られる研究者です。彼は「歌舞伎ことば帖」や「大いなる小屋─江戸歌舞伎の祝祭空間」など、歌舞伎に関する多くの著書を持っています。一方、一ノ関圭は1950年に秋田県で生まれた漫画家で、「茶箱広重」や「江戸のあかり」などの作品で知られています。

歌舞伎だけでなく、江戸時代の文化や社会に興味を持つすべての人々にとって貴重な絵本となります。歌舞伎に関する知識がない人でも楽しめる内容となっており、江戸時代の歌舞伎の魅力を新たに発見することができます。

落語CD、歌舞伎DVD等の買取について

無価値と思われるもの。これは売れないだろうと思われるもの。プロの目線から見ると、意外と値段がつくものはたくさんあります。捨ててしまわずに、まずはご相談下さい。いい意味で期待を裏切れれば嬉しく思います。価値が極めて低いものでも、無価値でなければお値段をつけております。どうぞ振るって買取サービスをご利用下さい。