変身ヒロインDVD、ZENピクチャーズ等を買います

本作は、原作を 石ノ森章太郎 が手掛け、制作を 東映 が担当した特撮ヒーロー作品「秘密戦隊ゴレンジャー」シリーズの映像ソフトの第4巻に相当します。シリーズ放送期間は1975年4月5日から1977年3月26日までで、当時日本でのスーパー戦隊シリーズの原点として位置づけられています。

第19話「青い火花！海に浮かぶスパイ戦線」、第20話「真赤な死闘！日輪仮面対アカレンジャー」、第21話「青い驚異！古代から来た怪飛行船」、第22話「黄色い空襲！アトランティスの悪夢」、第23話「みどりの空中戦！怪飛行船の最期」、第24話「青い怒り！強烈ミドメラン大逆襲」という6話分が収録されています。

収録内容のポイントとして、シリーズ初期における怪人・仮面キャラクターが次々と登場しており、例えば第19話では「秘密兵器X」の設計図を巡るスパイ戦線、第20話では日輪仮面とアカレンジャーの一騎討ち、第22話では富士火山帯を舞台にアトランティス作戦が描かれるなどストーリーの展開に幅があります。脚本に上原正三・藤川桂介ら、監督に田口勝彦・山田稔が名を連ねています。

映像ソフトとしての本巻の位置づけを見ると、シリーズ中盤から後半に向けた転換の兆しがあり、キャラクターの掘り下げや設定の拡張が目立ちます。特に複数話にわたって「怪飛行船・アトランティス号」といった大掛かりなメカ・作戦がテーマとなっており、ヒロインを含む女性レンジャーやチーム全体の活躍が際立っています。シリーズヒロインの立ち位置や役割がより鮮明になり、ヒーローと怪人の対峙だけでなく、秘密戦隊としてのチームワーク／戦略的展開が描かれている点が本巻の見どころです。

なお、本作は当時の映像マスターを使用しており、HDではないDVDフォーマットのため画質・音質は放送当時の仕様に近いものとなっています。リマスターされていない点を踏まえ、映像の古さを味として受け止める視聴スタンスもひとつの楽しみとなります。

加えて、シリーズ自体が「スーパー戦隊」シリーズの原点にあたるため、後の作品に影響を与えた演出・構成・キャラクターデザインが垣間見えることも興味深いポイントです。例えば、ヒロイン役の登場や変身・合体・チームアクションの方向性はこの時期から確立されつつあります。

特撮ヒロインDVD等の買取について

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