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ショパン 前奏曲集の参考買取価格

◎参考買取価格は新品同様の状態を前提としています。

◎買取時は、状態や需要、在庫数等を再考慮して査定します。

◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

[クラシック]ショパン 前奏曲集

2015年5月に発売です。

[アーティスト名や作詞・作曲者など]

・マルタ・アルゲリッチ

参考買取価格は455円です。

2025年12月11日時点の参考買取価格です。

アルゲリッチの演奏は、技術的な鮮やかさと即興的なエネルギーを兼ね備えており、前奏曲集という作品群の多様な性格を「一気呵成」に描き切る点が際立っています。それぞれが短い構成の楽章であっても、彼女は内的なドラマや音色の変化に強い意図を持たせており、「雨だれ」の異名を持つ第15番などでは一瞬の静けさから激しさへと転じるさまを鮮やかに提示しています。なお、この録音は発売当時「既にクラシックの定番録音の一つ」と評価されていました。

収録は「24 前奏曲 Op.28」全曲。各曲が数十秒から数分という、濃密ながら潔いスケールで構成されています。例えば第1番ハ長調は30秒ほどの短い楽章ですが、アルゲリッチはここに緊張感を凝縮させています。また第15番ニ短調では、持続する内声の反復に加え、右手が波紋のように揺れ動く構造を、アルゲリッチならではのアタックと余韻で描いています。こうした演奏姿勢により、前奏曲集特有の「瞬間の性格」を逃さず伝える盤となっています。

録音が1975年に行われたため、音響的には当時のスタジオ録音の限界を多少感じることもあります。ただしこの2015年再発売版では日本SHM-CD仕様でのリマスタリングが施されており、デジタル・リマスターによるクリアな音像と盤面の質の向上がなされているとの案内があります。ピアノ音の立ち上がり、響きの余韻、背景の静寂感において現代基準でも十分に楽しめる仕上がりです。

前奏曲集全体を通した一聴をおすすめしますが、特に「変化」に着目して聴くと面白みが増します。アルゲリッチは「静→動」「闇→光」「内向→爆発」といった対比を鮮明に描くため、第4番、第15番、第20番あたりに注力してみて下さい。また、彼女のテンポ設定やフレージングの細やかさを意識しながら聴くことで、個々の短い楽章が「ひとつの壮大な物語」として繋がっていることに気付きます。

クラシックCD、ジャズCD等の買取について

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