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BL進化論 ボーイズラブが社会を動かすの参考買取価格
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◎参考買取価格は常に変動しているため、目安とお考え下さい。

2015年6月に発売です。
[著者や編集者など]
・溝口彰子
・中村明日美子
参考買取価格は1,430円です。
※2015年6月17日時点の参考買取価格です。
BLジャンルの歴史、その社会的意義、そしてBLジャンルがどのように女性の性的表現の場として機能してきたかを掘り下げる評論です。溝口彰子氏によって書かれ、中村明日美子氏がイラストを担当しています。この本は、BLを通じて女性がどのように性的な表現や自己認識を探求してきたか、そしてこのジャンルがいかに社会的な議論やマイノリティの可視化に貢献してきたかを論じています。
BLは、主に異性愛女性によって作られ、読まれるジャンルですが、ホモフォビアや異性愛規範、ミソジニーから比較的自由な作品が生み出されていることが特徴です。本書では、BLの歴史を辿りながら、その謎を解き明かし、作品や作者、読者の意識がどのように変化してきたかを作品分析を通じて明らかにしています。
読者の一部は、BLの起源や発展について新たな洞察を得ることができ、また、BLがどのように女性の性的欲望の表現やジェンダー規範からの逸脱の場として機能してきたかについて深く考えるきっかけを与えられます。さらに、このジャンルが社会やマイノリティに与える影響についても探求されており、マイノリティをメディアで可視化することの重要性と、それが社会や当事者に与える影響について考察されています。
しかし、BLジャンルには批判も存在します。マイノリティのリアリティを描く際の誤解や偏見、特に当事者でない人々による描写の問題など、描かれる内容が与える影響は大きく、時にはマイノリティ当事者を傷つけることもあります。「BL進化論」は、これらの問題を避けるためにも、BL作品がいかに注意深く、尊重を持ってマイノリティの描写を行うべきかを示唆しています。
溝口彰子氏自身、レズビアンであり、自らの体験やBLへの深い愛情を本に反映させています。彼女は、BLがいかに自身の性自認やマイノリティとしての経験に影響を与えたか、また、BLが提供する多様な性的表現や恋愛表現がどのように社会的な議論を促進し、より包括的な理解を促しているかを語っています。
BLジャンルの深い理解とその社会的意義に光を当てる重要な一冊です。
BLCD、BL小説、コミック等の買取について
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