初回封入特典や来場者特典や限定版などを売ろう

イカロス出版から刊行されている阪元裕吾自身による執筆作品集です。2016年に手がけた学生制作作「べー。」から2025年上半期にかけて取り組んだ全18作品を監督および脚本家として振り返る構成となっています。

本書の魅力は何よりも阪元監督による各作品の解説にあります。アイデアの源や撮影当時の苦労話、現場でのエピソードが赤裸々に綴られており映像制作に情熱を注ぐ姿がありありと浮かびます。代表作「ベイビーわるきゅーれ」と「黄龍の村」に関しては脚本を全文掲載しており、関係者へのインタビューや場面写真集、作品に登場する銃器の詳細な解説も加えられていて視覚的にも読み応えがあります。

作品の中にはNetflixで話題となり日本ランキング首位を獲得した「黄龍の村」やテレビ東京系でドラマ化された「ベイビーわるきゅーれ」シリーズ、「ゴーストキラー」のような最新作までを網羅しています。さらに石黒正数原作の「ネムルバカ」映画版や脚本提供作品のアメリカでのリメイクが決定した「ゴーストキラー」など阪元氏のフィールドが日本国内からグローバルへ広がっている軌跡も収録されています。

初の著書ということで、監督自身のロングインタビューが収録されている点も特筆すべき要素です。映像表現やストーリーテリングに対する考え方、創作姿勢の原点に迫る内容となっていて、単なる作品紹介にとどまらず作者の哲学や思考プロセスにまで光が当てられています。また予約および早期購入者には未公開プロットがダウンロードできる特典が用意されています。

仕様はA5判・全248ページで、監督自らが手がけた18作品を網羅し、作品解説・脚本全文・撮影裏話・インタビュー・写真などコンテンツが非常に豊富な構成になっています。映像制作に興味がある読者や阪元作品のファンにとっては、彼の創作活動の過程や考察に直接触れられる貴重な資料集です。

一般的な作品集とは違い詳細な現場エピソードや脚本全文もある点、初著書ならではの熱意と構成の充実ぶりが際立っています。阪元裕吾というクリエイターの過去から現在に至る軌跡を深く知りたい方には非常に価値がある一冊といえます。

特典、景品、非売品等の買取について

特定の期間内に驚異的な売上を記録した商品をベストセラーと呼びます。たくさん市場に出回り、たくさんの人に閲覧・利用されていきます。しかし、旬の期間を過ぎると瞬く間に売れ残っていきます。生産・発売数が多いほど、その反動は大きいものです。期間を大きく過ぎてしまいますと、買取のとき、ほとんどお値段がつきません。ベストセラーについては旬を過ぎる前にどうぞお売り下さい。